カラーイラスト実況の嵐でしたが、
今日は、漫画を描くには肝心要の、
『ストーリー作りへの初めの一歩』
私は、ストーリー作りに関して、とにかく一時期までわけがわからず、
「何かの物事」を「展開」させるという行為自体が、
どういうことなのか、
どうすればいいのか、
どうしたらどうなるのか、
まったく理解できませんでした。
で、成人してから暫くして、小説を書き始めました。絵がなんとなく好きじゃない時期があって、
文章を書いてたんです。
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小説は、短編、それも、10ページ以内のものばかり。
そういう小噺をいくつも。
素人によくあるパターンで、思いつきだけで書き始め、
プロットは2~3行で終わり(ほとんどアイデアとか、入れたい台詞や語りだけ)
で、あとは気分次第の展開。
ストーリーは見切り発車で作ってはいけない、
という常識は、ガン無視!
この習性はつい1~2年前まで残っていました。
「素人目にも、練ったほうがいいってすぐ分かる」
と読んでくれた相方さんに言われ、「練るってどうやるのかわからない」という状況…。
でも…でも!
やっと出来ましたネーム\(*´▽`*)/
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ネームを考えて、やっと理解できたのは、
ストーリーとは「状態Aが状態Bになる」こと。
それは、多くの場合、マイナスの状態がプラスの状態になること。
何かが欠けていた、もしくは傷ついていたとか、変だった、アンバランスだった人や世界が、
均衡を手に入れるか、取り戻すこと。
その鍵が、「ない」状態から「ある」状態への過程を描くこと。
または、「鍵が合わない」ものが「鍵穴に合う」状態に持っていくこと。
そこには、物事を通しての、人間(登場人物)の心の変化が必ずあります。
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たとえば、もし考えてる漫画が、
主人公:ねこマニアな男
トリックスター:ねこ型宇宙人の女の子
あらすじ:ねこ画像にしか興味のなかったひきこもりのねこマニアな男が、
宇宙から来たねこ型の女の子に出会い、ねこ型…?と初めて女の子に興味をもつ。
女の子は毎日彼を星空の散歩に連れ出し、現実の世界と誰かとの語らいの素晴らしさを
男は知り、最後にはひきこもりがばからしくなってやめる。(女の子は宇宙に帰る)
…だとしたら、主人公は「外に出られない、人に興味ない」というアンバランスを持ってて、
[☆これをAの状態だとします]
トリックスターである宇宙人ねこ少女が、主人公の心にアクションを起こし、
[きっかけとなる出来事を与えます]
心が成長して、ひとつの不均衡(アンバランス)が均衡を得る。
[★これでBの状態になります]
一応こんな具合にAからBに変化させることができます。
で、きっかけとなる出来事ですが、
星空の散歩だけじゃ展開に限界があるなと思ったら、散歩自体を工夫するとか、
何か楽しい事件を起こしちゃえばいいですよね。
…あくまで例文でして、くっだらないあらすじですが m(^p^)m
そして人によって作り方は違うし、これはあくまで当方の稚拙な組み立て方のひとつであります。
でも簡単なやりかたなので、ちっちゃい話はこんな感じで作れることも…あるかと。
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そして自分の原稿きょう進んでないよう。めそめそ。
寝るまで15分だけやろう…。
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