今日は慣れないメイキングです。
古本屋で105円のCG教則本を見つけ、
(BNNより2006年発行の『キャラクターを作ろう!CG色彩テクニック4』)
「古!」と思いながらも中身を覗いてみると、
ベタ塗りレイヤーの使い方がすんごく丁寧に書かれてあったので、
105円なら、ジュース一本我慢して、勉強してみるのもいいかも、と思い購入。
ほんとにめちゃくちゃ小さい事まで書いてあるので手取り足とりって感じです。
で、内容を見て試しにやってみたんですが、
その本では線画も全部パスで描画してましたが、それはあまり好きじゃなかったので
こうしました。本の中身で書いてあったことを一部利用して、手順を挙げていきます。
【メイキング】【フォトショップ】
塗りつぶしレイヤーとパスを使って、セル画のような髪の毛の影を描く方法
1.コピー用紙とかに鉛筆で線画を描く。
(GRAFWOODの『CARANd'ACHE』って鉛筆、すごく柔らかくてなめらか)
2.線画をスキャン、色彩調整で鉛筆の線に色味をつける。
ガンマとか明度とかも弄って、白い紙の部分のうっすら暗い影とかは飛ばしましょう。
3.スキャン画像をフォトショで、「背景からレイヤーに」。
4.その上に、「レイヤー」から「新規塗りつぶしレイヤー」→「ベタ塗り」ここではとりあえず黒で。
5.同レイヤーのマスクウィンドウをクリックし、描画色黒で塗りつぶしておく。
6.左の描画レイヤーのウィンドウを再びクリックすると、下絵がまた見えます。
ここで、この層のレイヤーウィンドウは二つ並んでおり、両方とも真っ黒になってると思います。
7.ペンツールで、髪の毛のアウトラインのパスを取ります。
そのパスを「パスを選択範囲として読み込む」で選択範囲にします。
8.マスクウィンドウのほうに切り替え、7の選択範囲を白で塗りつぶす。
9.左の描画レイヤーに切り替え、レイヤーウィンドウをダブルクリックし、カラーピッカーで好きな色に変更、調節する。
これでベースができました。次は髪の毛の影部分を同じ方法で。
10.新規レイヤーを作ります。また「新規塗りつぶしレイヤー」を作り4~6と同じ要領で。
11.ペンツールで影の部分のパスを一つずつ取ります。
光源を少し意識しながらですが、髪の束が重なるところに影を置けばいいと思います。
(「Ctrl+D」で選択解除を簡単にできます)
12.7~9と同じ手順で塗り、塗りつぶしレイヤーの色を好きな色に微調節して下さい。
塗りつぶしレイヤーは塗った後から色を好きに変更できるので、
色で遊びたい時すごくいいです。
考え方としては、二枚のレイヤーがあって、
下のレイヤーには色が一面に着色されていて、
上のレイヤーの黒い部分だけその着色が見えなくなって、マスクの白い部分だけ下のレイヤーの色が見える、という感じ。
プリントゴッコもこうやって、メッシュになったところだけ印刷されますね。笑。
以上。
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